食材宅配サービスとは

食材宅配サービスとは

TOPページ 食材宅配の基礎知識 > 食材宅配サービスとは

 

食材宅配サービスとは

今やスーパーが24時間営業している時代。

24時間営業していれば、好きな時間にいつでもお買い物ができるのだから、 何も食材の宅配など利用しなくても・・・と思ってしまいますよね。

でも、子育てや仕事が忙しく買い物に行く時間がない人や、高齢者の方や身体に障害がありお米や野菜などの重いものを家まで運ぶのに苦労している方には、「食材宅配サービス」はとてもありがたい存在です。

それに、最近の食材宅配サービスでは、単に商品を家まで届けてくれるというだけでなく、提供している野菜やお肉、調味料にいたるまで、極力農薬や添加物をカットし、安全でおいしいものが中心になっています。

では、実際にはどんな方たちが食材宅配サービスを利用されているのでしょうか?

1.毎日の献立に頭を悩ませている主婦

主婦にとって毎日の献立を考えるのは結構悩みの種ですよね。

まして、学校に通っている子どもがいる家庭では、春休みや夏休みになると、1日3食、朝・昼・晩と栄養を考えた献立作りに悲鳴を上げている主婦もたくさんいます。

食材宅配サービス会社によっては、こうした主婦の悩みに応えて注文書などにレシピをつけたりするところもあります。

2.仕事や子育てが忙しくて買い物に行く時間がない主婦

仕事や子育てで買い物の時間がなかなか取れない主婦にとっても、食材宅配サービスはとてもありがたい存在ですよね。

サービスを提供している会社によっては、時間を指定することもできますし、小さな子どもや赤ちゃんのいる家庭には送料の割引をしていたり、節約を考える主婦にとって嬉しいサービスもあります。

3.共働き家庭

夫婦で仕事をしていると、スーパーの閉店時間に間に合わなかったり、遅い時間帯ですと生鮮食品などは売り切れていたり・・・。食材宅配サービスならその点も安心です。豊富な写真が載った注文書を見ながら、時間のあるときにゆっくりと選ぶこともできますし、最近は品数もスーパーの店頭に負けないぐらい揃えています。

また、会社によっては保冷ボックスを設置してくれますので、不在の多い共働き家庭でも安心です。

4.お買い物で重い荷物を運ぶのに苦労さている方

高齢者の方や身体に障害があり買い物をした重い荷物を運ぶのが困難な方にも、食材宅配サービスなら玄関先まで運んでくれるのでとても便利です。購入できるものも、食料品だけでなくほとんどの会社が化粧品や生活雑貨から家具なども扱っているところもありますので、お買い物に行かなくてもいいぐらいです。

5.単身赴任の男性

単身赴任だけど経済や栄養のことを考えて自分で料理をするという男性にも、下ごしらえのしてある食材や少量パックのものを扱っているところも多いので、材料を無駄にすることもなく、手間を省いて栄養のある食事を作ることもできます。

このように、いろいろな方たちが便利に利用できるサービスです。

きれいな写真入りの注文書は選ぶ楽しさもあり、実際に食べてみるとそのおいしさに満足度も高いようですし、最近では各社とも安く提供できるように価格設定に努力しているようです。

食材宅配サービスで時間と手間を上手に節約するのも、賢い主婦の条件ともいえそうですね。

どんなサービスがあるのか

食材宅配サービスといっても、ただ野菜やお肉、調味料を配達してくれるだけではありません。
素材そのものの提供はもちろん、下ごしらえをしてあるものや、お惣菜、レンジなどで温めるだけで食べられるものなどさまざまな種類のものを購入することができます。
食材サービスの内容を大きく分けると次の3タイプになります。

1.食材タイプ

野菜や肉、魚などがそのままの状態で届けられますので、何といっても安全性が高く新鮮なものを使って料理ができるのが魅力ですよね。

会社によっては、カタログを見ながら食べたいメニューを注文すれば、そのメニューに必要な材料が届くサービスもあります。献立を考えるのが苦手だけど、味付けは自分のオリジナルにしたいという方にはぴったりでしょう。

2.半調理タイプ

注文した材料が献立に合わせてすでにカットしてあり、調味料などもついていますので、料理が苦手な方や料理は作りたいけれど忙しくて時間がないという方にはとても便利ですよね。

下ごしらえの手間がないので、生ゴミもほとんど出ませんし、材料を無駄にすることもありません。何より調理の手間が省けるというのが大きな魅力でしょう。

3.調理済みタイプ

調理はすべて終わりあとは食べるだけの状態で届くタイプです。育ち盛りのお子さんの軽食としても重宝しますし、もしものときのストックとして常備しておけば、急な残業で遅くなったときなどにも帰宅後すぐに夕食を食べることもできますので、とっても便利ですよね。

大きく分けるとこの3タイプになりますが、会社によってはお弁当スタイルでご飯もセットになったものやおかずだけが毎日届き、食べるときに電子レンジで温める、というタイプのところもあります。

また、食材だけでなく日用品や家具、衣類まで扱っている会社も最近は多いので、買い物に行く時間がなかったり、出産や介護などで外出ができない方にはとても便利だといえます。

いずれにしても、その人のライフスタイルに合ったサービスを提供している会社を選ぶことが大切ですし、各社とも最初にトライアルとしてスタートできるような工夫もしていますので、まずは自分に合ったサービスを選び、スタートしてみることをおすすめします。

食材の安全性はどうなのか

BSE(牛海綿状脳症)の発生や中国産ギョーザによる中毒事故、老舗メーカーの製造年月日偽装など、食品にまつわる不祥事が相次ぐなか、やはり食べ物は身体の中に取り込むものだけに、食材の安全性に関しては注意深くならざるを得ませんよね。

わたしたちの住む日本では食料自給率も年々減少し、今は60~70%近い食料を海外から輸入していますので、中国産ギョーザによる中毒事故のようなことは今後も心配です。

また、スーパーや一般の八百屋さんなどで購入する野菜などは残留農薬も気になりますし、お惣菜などの加工品は保存や栄養強化、着色などの目的で使われている食品添加物も心配です。

では、食材宅配サービスで提供される食材の安全性はどうなのでしょうか?

各食材宅配サービス会社ともに、食の安全面については独自の基準を設け、生産者へも基準を厳しく審査しチェックをしているようです。

たとえば、「らでぃっしゅぼーや」の場合、「RADIX」という独自の厳しい商品取扱基準を設けて栽培・生産されたものだけを扱っています。

らでぃっしゅぼーやでは、この「RADIX」を1996年から農産物から畜産、水産、加工食品、エコグッズのすべての分野の商品を対象に制定しています。

生産における業者の基本姿勢から栽培条件や使用禁止資材、包装資材の規定などもきちんと設け、安全性の確保に対応しています。

また、基本的には国産のものを優先して取扱い、環境や食品を汚染する恐れのある農薬や化学肥料、食品添加物などの使用を極力避けています。もちろん、遺伝子組み換えの原料も原則として使用を認めていませんし、農薬の使用基準は、国の規制よりも厳しく設けています。

このような基準は、らでぃっしゅぼーやだけでなく、大地宅配生協の宅配パルシステムOisix(おいしっくす)など各社が厳しいチェックをし、より安全でおいしい食材を届ける工夫と努力をしています。

食材宅配のメリットとデメリット

お買い物の手間や時間が省け、しかも安全でおいしい食材が手軽に利用できる食材宅配サービスですが、他にはどんなメリット、デメリットがあるのでしょうか?

食材宅配サービスは「食材タイプ」「半調理タイプ」「調理済みタイプ」と大きく分けると3つのタイプになります。
ここでメリットとデメリットをそれぞれにあげてみましょう。

1.食材タイプ

メリット

何といっても新鮮な食材が届くのが一番の魅力ですよね。

また、好きなものを少量からでも注文できるところが多いので、ライフスタイルに合わせることができます。また、食材タイプのサービスを行うほとんどの会社が、農薬などの使用状況や産地、生産者の情報なども公表していますので、顔の見える安心感を買うこともできます。

また、卵のパックや調味料などの容器なども配達時に回収をするなど、環境にも配慮している会社が多いのもメリットでしょう。

デメリット

会社によっても違いますが、注文から配達まで3日~1週間ほどの日数がかかるため、すぐに欲しいものが手に入るというわけにはいきません。また、週に1度の配達によるサービス会社が多いのですが、まとめて注文するため多少無駄が出てしまうこともあります。

2.半調理タイプ

メリット

まず献立を考えずに済むことと、下ごしらえが済んでいるので手間も時間も省ける点が一番の魅力ですよね。

献立を考えるのは面倒だし、子育てや仕事などで時間が限られているけれど、料理は自分でやりたいという方にはぴったりでしょう。

また、下ごしらえが済んでいるので生ゴミの量も減りますし、特に人数の少ない家庭では材料を無駄にすることもなくなります。

デメリット

一番のデメリットは、メニューが決まってしまうということでしょう。あらかじめ先のメニューを注文しますので、その日によって食べたい物も違ってきますし、急な用事で料理が作れない日が重なると頼んだ材料が無駄になることもあります。

3.調理済みタイプ

メリット

調理済みタイプの場合は、食べるときに電子レンジで温めたりするだけの手軽さが何といっても一番の魅了ですよね。手間と時間が省け、材料の無駄もありませんし、冷凍のものならば長期の保存も可能です。

デメリット

好きなメニューを選んで毎日配達してもらう会社の場合は、やはりその日によって食べたい物も変わることがありますので、その辺での不満があるようです。また、調理済みということで価格もそれなりに高くなってしまいます。

各タイプによってメリットもデメリットも違ってきますが、共通していえることは「一品からは注文できない」「いつでも好きなときにというわけにはいかない」ということですので、自分のライフスタイルに合ったところを探しましょう。

利用までの流れ

食材宅配サービスを利用するには、ほとんどの会社が最初に入会登録などをする必要があります。入会金などが必要なところもありますので、事前にチェックをしましょう。

利用の申込みが済めば、ほとんどの会社がメニューや食材の掲載されたカタログや注文書を送ってきてくれます。

申込から実際に配達されるまでに、会社によっては若干時間がかかるところもありますので、この辺も事前にチェックをしておきましょう。

通常の注文については、電話やFAX、インターネットからも注文できる会社もありますし、配達員に記入した注文書を渡すところもあります。食材タイプがメインの会社は、配達日に注文書を一緒に回収するタイプが多いようです。

半調理タイプのものや調理済みタイプのものなどは、カタログから好きなメニューを選ぶと、指定した日に配達してくれたりするところもあります。

中には、「おまかせコース」のように配達日のみ指定してあとはすべて業者に委ねてしまうものもあります。

いずれにせよ、事前に注文するシステムのところが多いので、仕事が不規則だったりして予定が立てづらい場合には、多少不便を感じる方もいるようですので、その辺も考えてから申し込んだほうがいいでしょう。

最近では、地域のスーパーでも宅配サービスをやっているところも多く、食材にそれほどこだわりは追及できませんが、重い荷物などを届けてもらうにはとても便利ですよね。

資料請求やおためしセットなどの利用は下記のURLから申し込めます。

Oisix(おいしっくす)

生協の宅配パルシステム

大地宅配 

■タクショク

■ベネッセの食材宅配

■有機野菜・低農薬野菜の宅配サービス 「らでぃっしゅぼーや」

ページトップへ↑