食材宅配会社の選び方

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食材宅配会社の選び方

●取扱商品の数で選ぶ

取扱商品の数は2,000~4,000種類、多いところでは季節の商品も含め年間7,000種類も扱っている会社もあります。

商品の種類は、「野菜」から「肉類」「魚類」「乳製品」に「加工品」、「たまご」「酒類」「米類」「日用品」など多岐に渡っています。会社によってはペットフードを扱っているところもあります。

Oisix(おいしっくす)

≪取扱商品≫ 
「野菜」「肉類」「魚類」「乳製品」「加工品」「たまご」「酒類」「米類」「日用品」「ペットフード」

≪特徴≫
旬の野菜やフルーツ、肉、魚にパンや牛乳など、有機野菜やこだわりの安全な食材を中心に約2,000種類の商品を扱っています。レトルト食品や加工品なども豊富。ペットフードも扱っています。家族の人数やライフスタイルに合わせてコースも選べます。

生協の宅配パルシステム

≪取扱商品≫ 「野菜」「肉類」「魚類」「乳製品」「加工品」「たまご」「酒類」「米類」「日用品」
≪特徴≫ 食べ盛りの子どもがいる家庭、少人数なので値段が少し高くてもこだわりのものがいいという家庭、はじめての赤ちゃんがいる家庭など、ライフスタイルによって3種類のカタログから選べます。もちろん産地直送などにこだわり、安全で安心な商品が揃っています。

大地を守る会の宅配

≪取扱商品≫ 「野菜」「肉類」「魚類」「乳製品」「加工品」「たまご」「酒類」「米類」「日用品」
≪特徴≫ 有機野菜や無農薬野菜にはじまり土づくりから徹底してこだわっています。雑貨も含めると取扱商品は約3,500種類にもなります。カタログにはアレルゲン表示もされているので安心です。

らでぃっしゅぼーや

≪取扱商品≫ 「野菜」「肉類」「魚類」「乳製品」「加工品」「たまご」「酒類」「米類」「日用品」
≪特徴≫ こだわりの野菜たちをメインに、肉や魚、お米にパン、牛乳、お惣菜に調味料から日用品まで、年間約7,000種類の豊富な品揃えになっています。また、季節に合わせてお中元やお歳暮などの各種ギフト用の商品も扱っています。

ベネッセの食材宅配

≪特徴≫ 宅配サービスは、毎日届けてくれる「レシピつき食材」と月に1回の「冷凍定期宅配」、食品や雑貨を届けてくれる「セレクトストア」の3種類があります。セレクトストアでは、全国の小学校や幼稚園で採用されている安心な食品を提供しています。

タクショク

≪特徴≫ 高齢者向けの夕食宅配弁当の「ジャストディナー」、栄養バランスのとれたおかずのみの「おかず御膳」、下ごしらえの済んだ新鮮な食材の「Kit-Benri」、メニューに合わせた材料が毎日届く「だんらん」の4種類から選べます。

商品の質と安全性で選ぶ

自宅まで届けてくれる便利さもさることながら、やはり商品の質や安全性は利用者にとって気になるところですよね。

現在は、ほとんどの会社が安全性にも配慮し、独自の安全基準を作って厳しい審査をパスした商品を取り扱っています。商品の品質と安全性を追求していますので、スーパーなどで売っているものよりは値段も高めですが、BSE(牛海綿状脳症)の発生や中国産ギョーザによる中毒事故、老舗メーカーの製造年月日偽装など、食品にまつわる不祥事が相次いでいますので、やはり質と安全性にこだわる利用者も少なくありません。

Oisix(おいしっくす)

≪Oisix安全基準≫
「つくった人が自分の子どもに安心して食べさせることができる食品」という基本方針のもとに厳しい安全基準を設けています。例えば農作物に関しては、農薬や化学肥料の使用回数の制限、有機JAS認定栽培であることや栽培期間中当該地域慣行栽培の5割以下の基準などの制限があります。Oisixで取り扱うすべてのもの、お酒やペットフードにいたるまで、こうした厳しい基準を設定しています。

生協の宅配パルシステム

≪畜産産直取引規定、Theフード、エコチャレンジほか≫
商品作りの基本として、「自然の生き物の本来の姿を尊重しているか?」「地域に根ざした食生産やくらしに貢献しているか?」「作り手との関係に甘えや惰性、妥協はないか?」「食べておいしかった、あってよかったを届けているか?」「商品の裏側をきちんと伝えようとしているか?」の5つをテーマに、どれも産地直送にこだわった商品を扱っています。生産者と利用者が直接顔の見える関係を築き、食に対する安全性を高めています。

大地を守る会の宅配

≪大地を守る会の基準「こだわりものさし」≫ 
「安心で安全な食べものを、あたりまえに」という発想で独自の安全基準「こだわりのものさし」を設けています。野菜を育てる畑の土は土壌消毒剤不使用。極力農薬や化学肥料を使わず、肉や卵は安全な飼料を使い薬に頼らずにのびのびと育て、魚は日本近海で漁獲した天然ものを中心に鮮度保持剤などの添加物を使用していないかのチェックもしています。加工品も厳選した素材を使い化学調味料や着色料、保存料などは一切使っていません。

らでぃっしゅぼーや

≪環境保全型生産基準「RADIX」≫ 
農産物や畜産、水産、加工食品にエコグッズまで取り扱う商品のすべてにおいて、生産者の基本姿勢から栽培条件や使用禁止資材、包装資材の規定まで、安全性を追求した厳しい基準を設けています。「安全でおいしいこと」「持続可能で環境にやさしいこと」「情報が公開されていること」「生産者とのパートナーシップ」「たゆまぬ代案提示」の5つをテーマに、生産者への厳しい安全基準も利用者に公開しています。

値段で選ぶ

毎日食べるものだからこそ商品の安全性も重要ですが、やっぱり利用する際の値段や入会のときにかかる費用なども気になりますよね。

商品そのものの値段については、なかなか比較しにくいのですが、安全性などもかなりこだわっている会社が多いので、当然ですがスーパーなどで売っているものに比べると高いといえます。

ただし、野菜などは利用会員数を考慮しながら生産者が作っているために、時期や天候によっては一般のものよりも安いときもあります。

入会する際に必要な委託金や年会費、宅配の際の送料など、サービスを提供する会社によってもまったく違っていますので参考になるのではないでしょうか。

ただ、入会金に関しては「パルシステム」と「大地を守る会の宅配」は預託する形になっていますので、もちろん退会する際には戻ってきます。また、「らでぃっしゅぼーや」の場合、返却はありませんが、おためし期間が4週間あり、その時点では費用は発生しませんので試しにスタートしてみるのには安心ですよね。

Oisix(おいしっくす)

入会金:なし
年会費:なし
送 料:(常温)関東・中部・近畿・中国・福島・宮城・山形・・・400円、青森・秋田・岩手・・・500円、四国・・・700円、北海道・・・800円、九州・・・900円、沖縄・・・1,000円、(クール料金)プラス100円、(一部商品につき)冷凍手数料がかかります。※送料割引あり

生協の宅配パルシステム

出資金:1,000~2,000円(金額は生協によって異なります。退会時に返却。)
年会費:なし
送 料:(個人利用)1回につき188~210円、(3名以上の利用)無料

大地を守る会の宅配

預託金:5,000円(退会時に返却。)
年会費:1,000円
送 料:東京・埼玉・神奈川・千葉・茨城・山梨・・・210円、エリア外・・・420円(ヤマト便)※送料割引あり。


らでぃっしゅぼーや

入会金:5,250円
年会費:1,050円 
送 料:定期便・・・無料、個別注文品・・・150円、地域外はヤマト便で自己負担。

■ベネッセの食材宅配

入会金:なし
年会費:なし
送 料:無料(岩手・山形・福井・島根・鳥取・四国・九州・沖縄を除く)

■タクショク

入会金:なし
年会費:なし
送 料:無料(サービス地域内)

サービスの種類で選ぶ

「どの食材宅配サービスがいいのかしら?」と思ったときに、やはり気になるのが各社のサービスですよね。

値段や安全性も気になるところですが、その他のサービスはどうなっているのでしょうか?

各社のサービスについて、大きな特徴は以下のようになります。詳細については「有名な食材宅配会社の比較」のページをご覧ください。

Oisix(おいしっくす)

国内最大規模の食品販売サイトとして28万人が利用。鮮度を保つために留め置きせず、すべて宅配便で指定の時間に届きます。土日も8~21時まで時間指定できることや、注文もお届け日の3日前でOKなのも特徴です。また、家族の人数やライフスタイルに合わせてコースが選べるものと、単品だけの注文もできます。「おためしセット」でどんな商品かを試してみることもできます。

生協の宅配パルシステム

約90万人が利用する会員数最大ての食材宅配サービス。家族の人数やライフスタイルに合わせて3つのカタログから好きなものを注文できます。入会するとお得な「はじめてボックス」の注文やおすすめ商品10%割引、お米5kg100円引き、利用手数料無料などのサービスを8週間受けられます。赤ちゃんのいる家庭や高齢者の方には、手数料無料や割引などのサービスもあります。

大地を守る会の宅配

食品から雑貨まで取扱商品は3,500種類。週に1度決まった曜日に配達員が届けてくれます。試してみたい方のために、「おためし野菜セット」や「基礎調味料セット」があります。1カ月の体験入会期間なら、預託金も年会費も無料で利用できます。また正式に入会すると大地を守る会のこだわり食材プレゼントや友だちを紹介するとお二人にポイントのプレゼントもあります。

らでぃっしゅぼーや

基本となる野菜セットの他に、年間7,000の商品アイテムから注文ができ、商品数は他社と比べてもかなり豊富です。宅配のサイクルは1週間になり、インターネットからも注文ができます。入会金と年会費が必要ですが、4週間のお試し期間中なら無料で利用できます。インターネットから申し込むと3,000円分のポイントプレゼントや、資料請求だけでもプレゼントがあります。

■ベネッセの食材宅配

「レシピつき食材」「冷凍定期」「セレクト」の3種類から注文ができます。入会金や年会費はもちろん配送料が無料なのも特徴。毎週届くレシピブックをみて注文。1食からでもOKなのが他社にはないサービスです。特に子どもの喜ぶメニューが豊富。会員制ではないので退会の際も面倒な手続きはありません。また、配達の4日前までならキャンセルや変更もできます。

■タクショク

九州全域と関東の一部で約75,000人が利用。調理済みのメニューやレシピに合わせた材料や下ごしらえが済んだものなど4つのコースを5日単位で注文します。配達時は留守家庭用にカギのついたクーラーボックスを無料で貸し出してくれます。また、高齢者向けの夕食宅配弁当コースでは安否の確認サービスも行っています。まずは1週間だけでもおためし注文ができます。

会社の内容で選ぶ

利用方法や値段、サービス、商品の安全性へのこだわりも各社いろいろですが、いったいどんな会社が運営しているのかも気になるポイントですよね。

ここではどんな会社が運営していのかについて簡単にまとめてみました。詳細については「有名な食材宅配会社の比較」のページをご覧ください。


Oisix(おいしっくす)

2000年創業。本社は東京の五反田にあります。健康にいい食品の販売を、インターネット通販事業と牛乳宅配店ルートからの店舗宅配事業として展開。食の専門家と利用者からなる「食質監査委員会」が厳しい安全基準を制定しチェックを行っています。

生協の宅配パルシステム

1都8県にある10の生協から構成された公益法人。1977年に小さな生協が集まって宅配事業がスタート。人と人との助け合いを原点に、組合員の意見が反映された商品・システム作りがされています。環境にも配慮し容器の回収などもいち早く導入しました。

大地を守る会の宅配

1977年設立。本社は千葉にあり、宅配のみならずスーパーや専門店などのへ卸も行っています。また、東京の西麻布と広尾には大地を守る会の経営する有機和食のお店「山藤」もあります。他にも都内のレストランやカフェなどでも大地を守る会の食材を扱ったお店が数多くあります。

らでぃっしゅぼーや

1988年、「持続可能な社会の実現」を理念とし環境NPOを母体に誕生。本社は東京都港区。「風の谷ビール」で日本初の有機認証を取得したり、2003年には惣菜店「らでぃっしゅでり」もOPEN。2007年には無添加食品のオンラインショッピングサイト「PICODELI」がスタート。

■ベネッセの食材宅配

子ども向け教材事業の㈱ベネッセコーポレーションと食材宅配サービス会社のタイヘイ㈱が共同で2001年に設立。子どもたちが喜ぶメニューを中心に提供。母体となるベネッセコーポレーションは食育研究所もあり、子だともたちの食に関する研究も行っています。

■タクショク

長崎県に本社があり、家庭の食卓をモットーに高齢者向けの宅配弁当やメニュー素材を提供しています。2006年には農林水産大臣賞を受賞。創業者は従事していたホテルでの廃棄食材の多さに疑問を抱き、「食の無駄をなくす」商品提供のため1978年にタクショクを設立しました。

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